虚栄の評価基準
リーンスタートアップの青い本を読んでいる
「リーンにとってメトリクスはエッセンシャルだ」という話はこの本を読む前から目にしたり、聞いたりしていた。
「いいメトリクスってなんだろう?」という疑問を漠然と持っていたけど、リーンスタートアップを読んで以下のような印象を受けた。
真実のメトリクスにアカウンティングしろ
虚栄の評価基準とは
- 総顧客数
- 登録数
などの累計数値がなりやすい
爆発的に成長するためのUI/UX改善などの施策をやったときに、過去の決断で変わっているのか、施策で変わっているのかがわからない。 もちろん、ABスプリットテストをするなどすれば、判断できることもあるだろうけど。
紹介されているのはコホート分析、つまり顧客が最初に製品に触れた時期ごとに分別されたもので、1回使った、5回使った、有料登録した、などのファンネルの割合がどうなっているのかを見る。 1%で推移していないなら、改善は効果がないことがわかる。
どんな時にでもコホートを使え、というのも往々にして正しいと思うが、顧客の本当の行動をメトリクスにできているかどうかが重要なんだと思う。
そして、その分析ができていれば顧客の話を聞くという行動にたどり着ける